眩しかった日のこと、そんな冬の日のこと…

narciss

発売日:2005/8/5 (CD-ROM版)

 

 


【ストーリー】

現代、暗い、主人公とヒロイン、どっちも死にます。

(OHPより)

 


【システム】

ねこねこソフトでおなじみのシステムです。

不便は感じません。

プレイ時間はボイス有りで1時間ほど。

 


【絵・CG】

立ち絵なし。ほとんど背景のみで話が進みます。

その分効果的というか…

少ない絵であそこまで魅了されるとは思いませんでした。

 


【音楽】

ものすごい豪華!

挿入歌のボーカル曲2曲に加えてねこねこソフトの「スカーレット」・「ラムネ79’s」・「葉月」のアレンジバージョンもあり。

どの曲も非常に効果的に使われています。

特に「Narcissu〜セツミのテーマ〜」はお気に入り。

 


【感想】

ねこねこソフトでお馴染みの「片岡とも」さんの同人作品です。

WEB版無料ということですので時間がある人はやってみて下さい。

人それぞれだと思いますが何か感じると思います。

それほど影響力のある話だと思います、だから推奨年齢が「大人」なんでしょう。

自分は最初から最後まで完全に傍観者として話を読んでいました。

 

ストーリー紹介と序盤に出る自殺者統計みたいなのでなんとなくラストはよめていましたが…

 

(物語の)中に入ることは出来ませんでしたが完全に引き込まれていました。

プレイする人を傍観者にしてしまうのも片岡ともさんのすごさだと思います。

 

こっから先は自分の考えなんですが…

セツミは誰かに連れ出してほしかったのではないかと思います。

家も嫌、7階も嫌。

だけど自分の死に場所も見当がつかない。

だからこそ常に金銭を持ち歩き、目立つ場所に居たのではないかと思います。

 

あと、プレイした人は少なからず「何故主人公は一緒に死ななかったか」と思ったと思いますが、

自分はあの場面、主人公は生きるべきだったと思っています。

自分が思う理由は二つ。

一つ目は主人公までいなくなればこの旅でのセツミの事を知る人間がいなくなるということ。

この旅でのセツミの様子を知ってるのは主人公だけだし笑顔で撮った写真も現像されないままになるかもしれない…

主人公はそれを良しとしないでしょう…

 

二つ目はセツミとの約束。

初めて7階に来た人への助言(?)

セツミが主人公にしたように…次は主人公の番、ということで。

 

どちらにしろあそこで主人公に「一緒に死ぬ」という選択肢はなかったと思います。

二人はそんな関係でもないですし主人公の死に場所はあそこではなかったと思います。

水仙に思い入れがあったのはセツミですし…

 

何かえらそうなことをだらだらと書いてしまいましたが、普段おちゃらけている人間がこんな状態になってしまうほどの力が

この作品にはあると思いました。

 


【点数】

Zランク(点数じゃない作品)

考えるな…感じろ…いや、やっぱ考えないと駄目か…

 


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